出来事・状況
一度の出来事だけでなく、長く続く環境や関係の中での体験も含めて考えます。
TRAUMA & PSYCHOTHERAPY
ここでは、トラウマの学術的な捉え方と、当オフィスで取り入れている心理療法についてご案内します。
WHAT IS TRAUMA?
トラウマは、出来事の大きさだけで決まるものではありません。
米国の公的機関SAMHSAは、トラウマを、心身に害や脅威をもたらす出来事や状況を経験し、その影響がその後の生活や心身の健康などに残ることとして捉えています。大切なのは、何が起きたかだけでなく、その人がどのように体験したか、そしてどのような影響が続いているかという三つの視点です。
一度の出来事だけでなく、長く続く環境や関係の中での体験も含めて考えます。
同じ出来事でも、意味の受け止め方や周囲の支えによって、感じ方は一人ひとり異なります。
記憶、感情、身体感覚、安心感、人間関係や日々の生活に影響が残ることがあります。
APPROACHES
トラウマ療法は、現在の状態や心身の反応に合わせて、複数の方法を組み合わせながら進めます。必要に応じて、認知行動療法の考え方も取り入れます。つらい記憶を無理に詳しく話していただくことはありません。
01
身体感覚や自律神経の反応に注意を向けながら、負担が大きくなりすぎない範囲で少しずつ体験に触れ、安心感や対処する力を支える身体志向のアプローチです。
02
つらさに軽く注意を向けながら、顔や上半身にある所定のポイントを順番にタッピングし、その時々の主観的な苦痛の変化を確かめていく方法です。
03
イメージや身体感覚、感情を手がかりに、その体験に結びつく意味や心の中のさまざまな側面、支えとなる資源へ丁寧に目を向ける、日本で開発された心理療法です。
04
ある体験に関連する感情や身体反応と結びつく視線の位置に注目し、カウンセラーとの安定した関係の中で、内側に生じる変化を急がず観察していく方法です。
05
身体感覚を手がかりに、必要に応じて眼球運動やタッピングなどを組み合わせながら、心身の反応に働きかける、日本で開発された統合的な心理療法です。
06
安心できる、または心地よい対象に注意を向けながら、つらい記憶を詳しく語ったり長く直面したりせずに、その記憶に結びつく苦痛の軽減を目指す、比較的負担の少ない短時間の手続きです。トラウマ治療の準備として用いられることもあります。
CONSULTATION
今お困りのことを伺いながら、無理のない進め方をご一緒に考えます。